BIGLOBE 音楽芸能ニュース

アクセスカウンタ

RSS アプガとファンの現在地(仮)

<<   作成日時 : 2013/04/17 16:26   >>

トラックバック 0 / コメント 0

画像

4月6日の対バン行脚(仮)東京決戦の会場であるラフォーレミュージアム六本木のドアを開けたとき、なぜか「あ、帰ってきた」と思った。その場は対バンライブではあったが、そこにいたアップアップガールズ(仮)のグッズを身につけたファンからは、どこか、親近感を覚えた。

アップアップガールズ(仮)としての7人を初めて見たのは、昨年12月の六本木決戦(仮)だった。そのときが2ndソロライブだったわけだが、そのときは、所属レーベルであるタワーレコードのT-Palette Recordsのイチオシアイドルグループということで仕事として見に来ただけだった。グッズの黄色いTシャツに踊る「アイドル界を破壊します」の文字に、どこか“アイドルグループ戦国時代に殴り込みをかけるグループ”を勝手に想像したのだが、そこで見たステージは、そんな破壊的なものではなく、どこか私の心に響くものが、そのときはあった。

それから月日は流れ、4月6日の、全国5カ所でのご当地アイドルグループとの対バン行脚(仮)の最終公演だった東京公演で久しぶりに7人を見たのだが、そこには、5ヶ月の月日を過ぎて間違いなく成長していた7人の姿があった。どこかほほえましいくらいに。

そしてわずかその一週間後に迎えた4月13日の横浜BLITZ大決戦(仮)。対バン行脚(仮)を通して成長した彼女たちの、本当の意味での成果が試される場所だと私は思っていたが、まさにそのとおりで、メンバー、そして「チョッパー☆チョッパー」をはじめとした曲、そしてファンの盛り上がり…それらが全て成長し、集大成となっていた。

「チョッパー☆チョッパー」といい「マーブルヒーロー」といい、アップアップガールズ(仮)の曲はどこか切なさや、やさしさが感じられる。ライブの楽しさはこのときこの瞬間のほんの一瞬である。でも、だからこそ、その悲しさに目を向けるのではなく、その一瞬を目一杯楽しもう。そんな気持ちが、曲、そして7人、そしてファンから伝わってくるのが、きっとアップアップガールズ(仮)の魅力なのだと思う。


ただ。私は彼女たちの生い立ちを詳しく存じていなかった。この日の舞台が横浜BLITZであったことの意義すら知らなかった。そんな私に、この日MCで披露された寸劇仕立てによる今までの彼女たちの歩みの紹介はとてもよかった。

彼女たちは、モーニング娘。にあこがれて所属事務所の門をくぐった。でも、挫折を味わった。スタジオではなく会議室で、しかも振り付けの先生もいない状態で、YouTubeを見ながら、自分たちでダンスを覚えた。しかも、自分たちの曲はなく、他人の曲を練習する日々。

そんな寸劇を見ながら、ふと、実は過去7人に会っていたことを思い出した…K-POPのカバーダンスフェスを取材する機会があったのだが、アップフロント所属のダンスユニット、として紹介されていた7人を偶然───確か2011年8月のDREAM ON! Vol.3だったと思う───見ていたのである(後でwikipediaでUFZSのことを知って、その記憶が今の7人とつながった)。

そのときは単に「アップフロント所属の子たちも来ているんや」くらいにしか思っていなかったのだが、今にして思えば、自分たちのレベルアップの場として、多くの人たちに自分の踊りを見てもらう、そしてなにより多くの人が集まるステージに立ち、パフォーマンスを見せる場として、成長の場として、このダンスフェスに出ていたのではないか…ダンスフェスなので歌唱はないけれどそれでもいい…振り付けももしかして自分たちで学んだのではないか…

と、ふと思った。


その横浜BLITZ大決戦(仮)の翌日、7人は東急東横線旧渋谷駅で行われたイベント「渋デジ」のフリーライブのステージにいた。集大成となるライブの後であれば、その余韻に少しでも浸りたい、せめて翌日は休みたい───しかも昼夜二回公演だった───だろうに、約12時間後の翌朝11時のステージに早くも彼女たちは立っていた。そこにはどこか、疲労感などみじんもない達成感と自信にあふれ、一つまた成長を遂げた、昨日とはまた違った彼女たちの姿があった。第一章の終わりの余韻もなく、止まることなく走り続ける、7人の姿が。

まるでかつてそこにあった東横線渋谷駅のように、どこか7人の始発駅になっていた気がした。7人はまた、次の目標に向かってこの日走り出したのだ。


そんな彼女たちの苦悩、そして成長の日々を、ファンはなにより知っているのだろう。いわば、エリートコースから外れ、ゼロからのスタート、全く新しいグループを立ち上げることになった、どこか屈辱であり、悔しい思い…それらを、ファンはなにより感じていたのかもしれない。7人の苦悩は一方でファンの苦悩でもあったのだろう。

だから。アップアップガールズ(仮)のライブはとにかくファンがやさしいのだ。なにより彼女たちを応援する。そしてライブを楽しいものにしよう、彼女たちに喜んでもらおう、と盛り上げる。自分たちが楽しむというよりは、彼女たちに喜んでもらいたい。彼女たちの喜びが、ファンのとってのなによりの喜び…この関係性───佐保ちゃんの空手の型の披露時と「アッパーカット!」のときに、ファンのみんなが座り込むところによく表れている───も、アップアップガールズ(仮)のメンバーたちと共に成長している気がした。

そしてそれと同時に「チョッパー☆チョッパー」をはじめとする楽曲の完成度───7人のパフォーマンスだけでなくファンのパフォーマンス───も、私がライブを何度も見る中で、どんどん高くなっていった。


だからこの「渋デジ」でのフリーライブには昨日も訪れたファンも多く詰めかけて、彼女たちの“第二章初日”を祝っていた。いや、むしろ、昨日見に行ったからこそ今日も見に来た、というか。第二章の出発こそ応援したい。その姿勢が伝わってきた。でも、それだけ、ではなかった。

この日の会場は、かつて東急東横線の駅だったところに期間限定で設けられたイベント会場である。そして、この会場の一部は、ホームだけでなくかつて電車が走っていたところもある。つまり、そこに仮設で蓋をしただけ、なのだ。だから、イベント開始前は「ジャンプなどの激しい動きはしないでください」というアナウンスがあった。だから、ライブが始まってもファンたちは前日の横浜BLITZのような激しいノリはしなかった。ああ、さすがだなあ、これがアプガファンだな、と思った。ファンは7人が悲しむようなことは絶対にしない、のだろう。それがきっと、冒頭に書いた六本木決戦(仮)での親近感に、つながっているのだと思った。


私は、アーティスト名というのは、結局はそのアーティストのものなのではなく、ファンを含めた、一つのグループ、ユニット名だと思っている。このアーティストにしてこのファン。アーティストとファンは相関関係なのである。アーティストの思いはファンに伝わるし、ファンの思いもアーティストに伝わる。

だから…横浜BLITZ大決戦(仮)、そしてこのフリーライブを見て、思った。


アプガ最高。



※写真は横浜BLITZ大決戦(仮)より

横浜BLITZ大決戦(仮)セットリスト
1.あの坂の上まで、
2.イチバンガールズ!
3.マーブルヒーロー
4.SAKURA DRIVE
5.メチャキュン サマー(´▽ ` )ノ
6.カッコつけていいでしょ!
7.バレバレI LOVE YOU
8.夕立ち!スルー・ザ・レインボー
9.ナチュラル・ボーン・アイドル
10.リスペクトーキョー
11.サバイバルガールズ
12.Shooting Star
13.チョッパー☆チョッパー
14.UPPER ROCK
15.お願い魅惑のターゲット
16.アッパーカット!
17.End Of The Season
 − アンコール −
Next Stage
ストレラ!〜Straight Up!〜
サイリウム

「渋デジ」フリーライブセットリスト
M1イチバンガールズ
MC
M2Next Stage
M3SAKURA DRIVE
あおり
M4チョッパー☆チョッパー
M5アッパーカット!
MC
M6あの坂の上まで、

■アップアップガールズ(仮)最新情報

☆1stフォトブック5月31日発売決定!!
タイトル:
アップアップガールズ(仮)1stドキュメントフォトブック(仮)RUN! アプガ RUN!(仮)
初の全国対バンツアーの模様を収めたドキュメント写真集。初日の新潟から千秋楽の東京、そして3度目のワンマンとなる横浜BLITZ公演まで完全密着!5月31日発売予定

☆アップアップガールズ(仮)ラジオレギュラースタート!
アップアップガールズ(仮)初のラジオレギュラースタート!
ニッポン放送 オールナイトニッポンモバイルにて5月開始予定

☆聖地横浜BLITZに最後の凱旋!?初のツアー決定!
今度こそ埋めるぞ!最後の「横浜BLITZ」ライブ!
そして初の3大都市ツアー敢行!!

アップアップガールズ(仮)1stライブハウスツアー アプガ第二章(仮)開戦
8月31日〜横浜リベンジ決戦〜  場所横浜BLITZ
9月7日〜大阪決戦〜  場所umeda AKASO
9月8日〜名古屋決戦〜  場所名古屋クラブクアトロ


■リリース情報
タイトル: Next Stage / あの坂の上まで、
画像

発売日 : 2013年4月10日(水)
品番  : TPRCー0037
価格  : \1000(税込)     
収録曲 
1. Next Stage 作詞・作曲・編曲 michitomo
2. あの坂の上まで、 作詞・作曲・編曲 fu_mou
3. Next Stage(inst)
4. あの坂の上まで、(inst)

ライブDVD「アップアップガールズ(仮)2ndライブ六本木決戦(仮)」(2枚組)
画像

発売日: 2013年4月3日(水)
品番: TPRD-0003
価格: \6,000(税込)

◆アップアップガールズ(仮)とは? 
画像

2011年6月27日より、グループ名を「アップフロントガールズ(仮)」から「アップアップガールズ(仮)」へ改名。
アップアップガールズ(仮)とはハロプロエッグの研修過程を修了し、更なるステップアップの為に結成されたグループです。エッグ時代に培った唄やダンス、舞台の経験を元に、現在も猛勉強中。毎日一杯一杯になりながらも“上へ上へ”を目指しているのがユニット名の由来です!晴れてメジャーデューの際は、グループ名の(仮)はとれるのか??
◆UFZS(ユーエフジーエス)としても活動中。
「UFZS」とは「アップアップガールズ(仮)」と雑誌「女性自身」がタッグを組んで結成されたK-POPカバーダンスグループ。現在は4MINUTEやKARA、AfterSchool、T-ARA等を幅広くカバーする。
また韓国エレクトロユニット「TENSILOVE」と「Cake House」「SHINE」の2曲をコラボ!

◆レギュラー情報
テレビ
・PigooHD 「アップアップガールズ(仮)」 毎月1回更新!!
・テレ朝動画 「上々少女’s」  毎週配信中!!
・森咲樹・佐保明梨テレビレギュラー
NHK-E 「Rの法則」 毎週月曜〜木曜18:55〜19:25 [再放送]毎週火曜〜金曜24:00〜24:30
・関根梓テレビレギュラー
NHK-E 「テストの花道」 毎週月曜19:25〜19:55 
「特盛!テストの花道」 毎週土曜10:00〜11:00

雑誌
竹書房 「Top Yell」毎月6日発売 「アップアップガールズ(仮)の学んでみた」 連載中

■アップアップガールズ(仮) イベント出演インフォメーション
4月20日 KAWAii!! MATSURi MATSURi DA TOKYO!!
4月27日 ニコニコ超会議2 「ニコニコ超アイドルステージ〜旬なアイドルのSPECIAL LIVE〜」
5月4日 〜24時間ノンストップフェス!〜TOKYO IRIE CONNECTION 2013 第三部
5月18日、19日 Kawaii Pop Fest 2013 Hong Kong 参加決定!
6月22日 YATSUI FESTIVAL 2013

T-Palette Records   http://tower.jp/label/t-paletterecords
アップアップガールズ(仮)オフィシャルブログ http://ameblo.jp/upfront-girls/

 



文/有本和貴(BIGLOBE MUSIC編集長)

月別リンク