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RSS 関西のあたたかさに、ありがとう。〜RADIO BLOSSOMS「春のせい」〜

<<   作成日時 : 2011/03/31 10:30   >>

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東北地方太平洋沖地震の緊急対応として、インターネット経由でラジオが聞ける「radiko」のエリア制限が一時的に解除されたので、久しぶりにFM802を聞かせてもらった。

私は10年ほど前に3年間神戸に住んでいたのだが、802はよく聞いていたし、東京に引っ越してからも旅行などで新幹線で京都に着くたびにラジオをつけて、真っ先に80.2に周波数をあわせていた。そしてヒロ寺平の声を聞くたびに「関西に(帰って)来たなあ」と感慨にふけっていた。たまたま聞いたNTT西日本のフレッツ光のCMも大爆笑だった。今でも私の携帯の待ち受けはミミちゃんである。なにしろ、802という名前がいいじゃないですか。周波数80.2やからFM802でええやん…関西らしい。79.5だからFM NACK5とするのとはちょっと違う。

802の放送エリアは被災地から遠く離れた関西。802の放送ではいつもと変わらない日常であふれている…そう思っていた。ところが、ラジオから流れてくるのは、リスナーからのお見舞いや、いたわり、そして励ましのメッセージ、だった。びっくりした。ヒロTさんも励ましのメッセージをたくさん発信している。関西の人たちもこんなに心配してくれている…そのあたたかさがうれしかった。

今回の震災で、さまざまなメディアがあらためて見直されたと思う。ツイッターは、携帯が通じなくなる中で、安否情報などで活躍したし、一方でデマも多く流れた。テレビのあり方も議論の的になった。いろいろな情報が流れ、混乱する中で、私たちを落ち着かせてくれたのは、ラジオだった。「避難所にいる子供を落ち着かせたいので」とのリクエストを受けて、普段は流れないであろうアンパンマンのテーマ曲が流れたように。ラジオから流れる音楽、メッセージ、そしてなによりハート…あらためてラジオというメディアが注目された。そんな中でのradikoのエリア制限解除は大英断だったと思うし、関西・中京地区の放送局も全国で聞けたことで、かつてそのエリアに住んでいた被災者の、「まさか802が聞けるなんて」といった喜びのメッセージなども紹介されていた。きっと、多くの人たちを励ましてくれたことだろう。


関西・中京局のradikoエリア制限解除が、本日3月31日で終わってしまう(関東局は4月11日まで)。そんなこの日に、被災していない首都圏に住む身ではあるが、802リスナーをはじめとした関西の皆さんに御礼が言いたいです。私自身、みなさんに励まされました。ほんまに、ありがとう。


エリア制限解除期間中802で頻繁に流れていたのが、RADIO BLOSSOMS「春のせい」だった。
http://funky802.com/access/

これはFM802とNTTドコモによる「ACCESS」という企画で、毎年キャンペーンソングが作られている。2011年は「RADIO BLOSSOMS」というアーティスト名義で、大橋卓弥(スキマスイッチ)、高橋優、TARO SOUL、Chara、堂珍嘉邦(CHEMISTRY)、PES(RIP SLYME)、Mummy-D(RHYMESTER)、矢井田瞳が参加。プロデュースはDrunk Brothers名義で、Mummy-Dと大橋卓弥が手がけている。春の訪れというウキウキ感、ワクワク感が歌詞と共に全面に出ていて、これほど春を感じさせてくれる曲はない。CDリリースがされないのがとても残念だ。そして、802のキャンペーンソングである以上、エリア制限解除以降は東京で耳にする機会もないだろう。

でも、きっとまたどこかでこの曲に出会えるだろう。そのときは、短い期間であったが、関西の人たちにもらったあたたかさを、思い出そう。


最後に…
802は番組が始まると必ず前の番組のDJに「○○さん、お疲れさまでした」と声をかけている。あたたかいな。


文/有本和貴(BIGLOBE MUSIC編集長)
※その後この記事をご覧になったFM802の方から連絡をいただきました。ありがとうございました。

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